IoTのデータをいろいろな場所でリアルタイムに送受信するための交換機です。
センサーとウェブブラウザーの間、スマホのアプリとセンサーの間、センサーとセンサーの間等、複数の機器の間でリアルタイムにメッセージを送受信できます。
例えば、次のようなことができます。
- 化学プラントの反応容器の中の圧力センサー、温度センサー、粘度計の計測値を遠隔地のタブレットのウェブブラウザーで常時監視する。
- GPSロガーアプリを置いたトラック群の現在位置をオフィスのパソコンのウェブブラウザーでリアルタイムに表示する。
- 倉庫の中の運搬ロボット群の現在位置、電池残量を管理室のディスプレイにリアルタイムで表示する。
次の図1は、GPSロガーアプリを使った車両群の位置をリアルタイムでウェブブラウザーで表示している例です。
特徴
可視化技研のリアルタイムメッセージバスには、次のような特徴があります。
- HTTP(S)、WebSocket、gRPC、MQTTでpublish。
- WebSocket、gRPC、MQTT、SSEでsubscribe。
- プライベートなチャンネルを作成可能。
- プレゼンス(クライアントの入室/退室、オンライン/オフライン)を通知可能。
- メッセージの永続化。
- クライアントがチャンネルに参加した時点の過去ログの自動取得。
- トークン認証。
- JavaScript SDK有り。
- Android SDK有り(Kotlin)。
- iOS SDK有り(Swift)。
- Redisを使用した分散配置(オプション)。
動作環境
OS | CPUアーキテクチャ |
---|---|
Linux | amd64、arm、386 |
Windows | amd64、arm、386 |
macOS | amd64、arm |
FreeBSD | amd64、arm、386 |
実行ファイルを設置して起動するだけで動作するため、お客様がお持ちのサーバーで容易に動作させることができるだけでなく、研究開発の用途で開発者のパソコンやRaspberry Pi等で簡単に動かすことができます。