自動車、バス、タクシー、トラック、スクーター、自転車、徒歩等の移動手段に対して、各種条件での最適化ルートを計算するマルチモーダルな経路計算システムです。
OpenStreetMapのデータを使用しているため、経路探索に使用する道路ネットワークのグラフ構造そのものをゼロから作成することや、既存の道路の等級や道幅、桁高さ等の経路探索の諸元となる値を自由に変更できます。
可視化技研の経路探索システムには次のような特徴があります。
主な特徴
出発地、目的地が道路のどちらの「側」にあるか区別
出発地と目的地が道路のどちらにあるかを区別し、交通ルールに則った適切な経路を計算可能です。バスやタクシーの経路を正しく計算できます。
自動車、徒歩、自転車、バス、タクシー、トラック、スクーター等に対して適切な経路を計算可能
経路計算の対象とする乗り物によって適切な制約のある経路を計算します。 例えばバスに対して、通行不可能な人道橋や桁下高の低いトンネルのある経路を返しません
高速道路や有料道路の使用の有無を指定して経路計算可能
高速道路の使用優先の有無の他、生活道路の使用優先の有無等を指定できます。
日本全国について高速に経路計算可能。礼文島から沖縄まで30 msec程度で経路計算可能
広域におよぶ経路探索を高速で実行可能です。
非力な環境で動作可能。Raspberry Pi 3B+のDocker環境で動作可能
日本全国を対象とする経路探索システムがRaspberry Pi 3B+のDocker環境で動作します。検索対象のデータは、関東で670 MB、日本全国で2.7 GBの容量で足りるため、MaaS等の交通系のシステムの研究開発のために使用する高機能な経路検索システムを気軽にお手元に設置いただけます。
HTTP、WebSocketのAPIを使用可能
HTTP、WebSocketプロトコルで使用できるAPIサーバーとして動作します。
動作環境
Dockerが動作する環境。